大分県の若手医者が会社かなんか立ち上げたらしいですね。
DX関連の。
M3のサイトに載っていました。
なんでも、医療機関のIT活用とかの会議に呼ばれていたりするらしい。
具体的に何やってるんだろーて思ったら、中身はDXの啓蒙活動等とのこと。
ぶっちゃけ、DXといいつつ中身あるんて思ったけど、
医療の業界の問題は
「ITリテラシーが遅れている」こと自体が問題というより
「ITリテラシーが遅れていると自覚する段階にない」のが問題
ということで、
その無知の知を啓蒙するってことですかね。
確かに、自覚する段階にないというのは問題なのですよね。
業界全体がIT導入に関しては必要性は感じており
誰かそろそろなんとかしてーというのをみんなが思っていたりするけど
「ま、いっか」
「誰かがなんとかしてくれる」
「ぎりぎりなんとかなってる」
そんな感じで認識していて、実際その事象をこういった形で取り上げる人たちというのは割と少ない気もします。
一歩目の活動をまず、「会社を立ち上げる」ということによって行えるのであれば
それはそれで意味がありますよね。
この医療業界の問題はとっても根深く、動かそうと思ってもそんな簡単には動かない。
そんな中、
「会社作っただけじゃあ意味ないよな」と思わず
業界全体の進行を進めるという観点では
なんかの礎になるのかもしれないですね。
ちなみにどうでもいいけど僕のぼんやりとした思い(願い?)には、以下のようなものがあります。
✔︎口頭での情報収集や同期的な情報伝達が減ればいいなあ
✔︎面白い診療科に限って人がいなかったりして、精神体力的にハードルが高いのなんとかなるといいなあ
✔︎修行時代に病んでいったり不安で潰れていったりする人の、緩和する装置があるといいなあ
✔︎電子カルテのUIなんとかなるといいなあ
✔︎技術に比例した報酬があるといいなあ
✔︎健やかに臨床医学を学べる環境が増えるといいなあ
✔︎医療機関受診への心理的・物理的障壁を小さくできるといいなあ
こんなところ。