その他

これからの3年を考えるにあたって

 

つれづれとまたブログを。

 

キャリアにおいてどうして、3年という期間がそんなに長くないと感じるようになったのだろう。

以前は3年なんて長いよ、もったいないよと思っていたのに。

 

ここについて、自分の心情の変化の理由を、チョット考えてみよう。

 

年齢...

歳をとったのだろうか、まあそれもある。

なんだかんだ僕も30代、と思っていたのも早々と通り過ぎていった。

単純に歳をとって価値観や感じ方が変わっていった、それもあるだろう。

 

ライフイベント...

やるべきライフイベントも3/4ほど終わったようにも思う(多分だいぶ早計)

少なくとも、非常に大切な決断は、わりかし終わったように思う。

 

愛する人の出現...

これもある。

ある意味で他のことがどうでも良くなった。

しかし、これを経験したからこそ、幸福であるというだけでは、人生は豊かたり得ないということも理解した。

だからまたチャレンジしようと思った。

 

己の価値観...

歳をとり、様々なことを試行しわかってきたのである。

自分の価値観っていうやつが。

自分がどうやったって喜んでしまうもの。

自分がどうやったってやってしまうこと。求めていってしまうもの。かえってきてしまうもの。

 

結局僕は、現場に立っていたり、人と関わり、学んでいたり、なぜかを考えたり知ろうとしたり、何かができるようになったりすることが好きなんだと思う。

それは突き詰めて言えば、幼少期の経験が根深い。

受験期や国家試験時代に培った経験もある関係するだろう。

 

恋愛...

まあ一般的な恋愛についての話、かな。

僕はたぶん奔放な男性であり、様々なことを仲間と共に活動をした。

それはそれで熱中し、楽しい人生、日々に思えた。

しかし、経験が増え、観察の目が肥え、若干(?)異性というもののに対する思慮が深くなった。

また、ライフイベントを契機に東京という恋愛市場激戦地区から離れた。

恋愛市場というものから距離が全く遠くなったのだ。

そうして近くでみていたものを遠くから眺めた時、理解が深まった。

結局、僕が夢中で女性に追い求めていたものってこれじゃなくて多分これだったな、とか。

ルックスって長い目で見ると大して価値を持ったないな、とか。

大事なことはそこじゃないな、そんなにこれは価値ないないとか結構深いところで理解できて。

 

でも、恋愛市場においては、かなりルックスに価値がよっていて...

市場の歪み、社会の歪み、そこから来る人格の歪み、驕り、傲慢、高飛車、失礼。

そういった人生的にここは通らんでもいいだろみたいなマイナスの世界、どうやったらそんな認知になんねん、そんな言葉出てくるねん的世界。

もう正直二度と関わりたくないかなっていう世界も通ってきた。

 

ああ、そもそも構造自体が強く歪んでいるんだなと理解できた。

逆になんで男性はこんなに女性のルックスに惹かれるものかな。

そういったところも本で学んだりして、なるほどね、とわかったことも多かった。

 

メディアも強く関連する。つくづくメディアっていうのは人を扇動したり誤誘導するのにちょうどいい媒体だなとも感じた。

 

そのメディアとの関わり...

メディアとは少なくともSNSなどは見ないように工夫した。

あんまりいい影響ないなとも思ったから。

消費社会やマーケティング、計画的陳腐化、そういったことを調べて学んだからっていうのもある。

パスワードをウェブ上で保管しなくなり、陳腐な快楽にアクセスできないようにした。

これはいい試みだったかな。

 

飽き飽きしたこと...

消費社会関連かな。

途方もなく休んだ(?)。カフェにいた。綺麗な街に居続けた。

 

しかし結局、自分の価値観に照らし合わせた時、別に買い物しようが高いもの買おうが。

おしゃれになろうが、散歩していい気持ちになろうが(まあ散歩ぐらいはいいか笑)

ウィンドウショッピングしようがウィンドウウォーキングしようが。

コーヒー飲もうが、カフェでどんなに寛ごうが。

 

それは気休めでしかないってこと。

 

そう、世の中には気休め的なもの。

こっちだよこっちだよって自分が本当は望むことから離れようとさせるもの。

受動的な楽しみ〜能動さがなければすぐ飽きる〜、正直これ社会にいらないだろっていう商品、事業、そんなものばかりあふれているんだなと、すごいわかった。

本当に貴重で価値があって、大切なものはそんなにないだなってこと(むしろ無形のものが多い、努力、感情自体、歴史、時間自体)

そういったことがわかったことはけっこう良い人生経験になった。

 

以上。

こういった経験と考察が多次元的に絡み合った結果、必要不必要の見極めが少しできるようになっていったんだろうな。

以前は、その、多分不必要なものに時間を使おうとしていた。

でも使ってわかったんだと思う。

パートナーがまともな人だったっていうのも幸いなことだった(というか、そういう人を選んだのだった)

まともだったというより、大切にしようとしたからまともな関係になったのかもしれんが、ベースはまともだろう多分。

それによって、不要なものの断捨離が進んだ。

 

そうして、まあこれぐらいだったら後は人生にこの時間とリソースを割いてもいいかなって余裕ができたんだろうな。

自分の価値観にちゃんと照らし合わせたものをやる時間。

不毛なものに使わない時間。

 

僕はライフイベントがひと段落して、人生って後はなんのためにあるんだろうと思った。

幸せならそれでいいじゃないのと思っていたから。

 

しかし、人生はそれだけではないし、それ以外にやるべきことがあるんだということを理解した。

 

これからまた、3年という時間を有意義に大切に使っていこう。

これが今回の考察(?)である。

 

 

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