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決断力をつけるなら…本当に必要なのはジャーナリング

 

こちらの記事は決断力、ひいては価値基準を明確にしていく方法の1つ、ジャーナリングを紹介する記事です。

こんな方におすすめ

  • 進路に迷っている人
  • どの診療科に行くか迷っている人
  • 大きな決断を迫られている人

 

『決断力』をテーマに学んできて気がついたこと

 

ぶっちゃけると、この記事は著者の直面した問題からできています。

(というかこのブログだいたいそう)

 

「決断力」を学びたくて、そういったテーマの本をベストセラー問わずたくさん読んでみました。

 

いろんな著者がいましたが、結局のところ共通して言っているのはこんな感じじゃないかと思われます。

 

 

結局決断する上で問題なのはココ!

・今の時代、情報や選択肢が多すぎる。それはいいことばかりではない。

・選択肢自体の吟味以上に、それを選ぶ側のフィルター、つまり個人の価値観がめちゃくちゃ大事

 

何かを選ぶ時に、価値観を明瞭にすることが大事だということはすごくわかりました。

 

ですが、肝心要の「じゃあどうすれば自分の価値観ってわかるの?」っていうところはぼやけたまま。

 

マツキ
価値観はよく行動に出るとかいうけどそんなんわからんし

 

「衣・食・住などなど項目ごとに自分が大切にしているものを羅列し、優先順位をつけていく」という方法も、紹介はされていましたが今度はその優先順位の付け方がなかなか難しいのです。

 

価値観の決め方自体が不慣れなので、大切なものをどちらか並べた時、結局どちらも捨てることができないという状態になってしまいました。

 

 

ジャーナリングが自分の価値基準を知ることに有用

 

出典:Pixabay

そんな時にふと知ったのが「ジャーナリング」です。

 

ジャーナリングってなに??

マインドフルネスの一種、つまり瞑想のことです。

書く瞑想と言われています。

 

最近マインドフルネスという言葉が流行っていますね。

ぼくも流行に乗っかり、密かに瞑想を試したことがありましたが、結局ソファーで寝てしまうという始末でした。

 

一方でジャーナリングは、あるテーマに沿って制限時間付きで「考えずに」とにかく感じたことを書き続けるというもので、動的な瞑想です。

 

思いついたままに書き続ける!何も出てこなくなったら「でてこない」「わからない」でもいいから書く!

とにかく書く!というややアグレッシブな瞑想です。

 

出典:Pixabay

継続して間もないですが、ジャーナリングの効果を感じ始めると大きく取り上げられていないのが不思議なぐらいに感じます。

 

瞑想って聞くとなんかうさんくさいからかな。それはわかる。

 

でもこっそり隠れている気がするからこそ紹介したいです笑

 

ちなみに記事の長文化防止に詳しい手順とかは書きません。ジャーナリングの詳しい方法・ルール等はこちらの本にやり方を詳しく書いているんで参照してください。

出典:Amazon

「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考解き放つ「ジャーナリング」入門

 

ジャーナリングのここがすごい!

 

科学的にいろんな効果が実証されているみたいなんですが、ここでは省略します。本を読めば載っているので。

ここでは個人的によかったことをまとめてみます。

 

自分の凝り固まった価値観に気づける

出典:Pixabay

 

 

ジャーナリングは「考えずに」思ったことをあるがままに書き続けるので、その内容は自分の本音や思考の内容を反映します。

 

見返してみると、「アレ、なんで自分はこんなことを書いたんだろ」「何度もこんなことを書いてるな」といった様々なことに気がつきます。

 

僕自身柔軟に物事を捉えることを習慣にしてきましたが、書いてみると自分が意外と変な思い込みやこだわりがあるにも気がつきます。

 

今度はそれをテーマにしてジャーナリングを行ってみると、「自分のこだわりはそんなにこだわらなくてもよいことだった、むしろ大事なのはこっち・・・。」みたいなのが視えてきます。

 

ジャーナリングを行うのは、こだわりを捨てていくこととも言えそうです。

 

このひとつ柔軟になった感じと一緒に、自分の価値観を知っていけるのがジャーナリングの魅力です。

 

マツキ
普通に面白いです

 

テーマをありえないものにするとまた発見がある

 

ジャーナリングで書いていくテーマはなんでもいいのがルールです。

 

これがまた面白いところで、ありえないようなシチュエーションを想定した質問を自分の深い部分に問いかけることができます。

 

出典:Pixabay

 

例えば、「明日世界が終わるなら」というテーマで書いてもいいのです。

 

もし、自分が大切にしているものが全くなくなったら…?というテーマでもありです。

 

住むところに強いこだわりがある人なら、「自分がホームレスになったら」という追い詰めるようなテーマが挙げられます。

 

極端なシチュエーションの中で書き出た内容は、自分の価値観をわりと反映したものが出てきたりすると思います。

 

参考にした著書の中でも、こういった自分が全く望まない質問も自分の価値観を知る上でまた有用であると指摘しています。

 

 

僕がもう決断力の本を読み漁っていない理由

 

出典:Pixabay

 

決断力をテーマにした本には、決断力に関するたくさんのアイディアが載っています。

 

僕はこれから新しい選択をしていく際、とにかく間違った決断をしたくなくて、毎日毎日読み漁って理解しようと思いました。

 

ですが読んでいて、一番難しくて、一番最初に取り組む必要があるのは自分の価値観をはっきりさせていく行動じゃないかと気づいてしまったのです。

 

その必要な自己分析にダイレクトな助けになるのは今のところジャーナリングぐらいで、探せばもうこれ以上手法は増やさないです。

 

「価値観の明確化」という内容は、どの本でもテーマの1つとしてさっと取り扱われていますが、これを置いてけぼりにして「決断力」について枝葉の知識を読み進めてもあまり意味がないのです。

 

ジャーナリングだけでもきっとダメ

 

ジャーナリングは自問自答の能力を高め、今現在の自分の価値観を確かにしていく斬新なプロセスです。

 

やってみたらよかったので紹介していますが、でも自分の内面ばかりに目を向けるというのもよくないですよね。

出典:Pixabay

 

たくさんの人に会って、たくさんの経験をし、いろんな本を読んで、たくさんの価値観に触れて、その上で自分にまたテーマを問いかける(ジャーナリングをする)。

 

そういったふうに外部との刺激を大切にしながらジャーナリングを取り入れると、自分の価値観もまたはっきりしていきやすいんじゃないでしょうか。

 

記事の終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

個人的な意見も多かったですが、自分の価値観を確かめていく方法の1つ、ジャーナリングを紹介させていただきました。
魅力が伝わったら幸いです。

 

また、決断力を学ぶ過程で手書きの有用性など様々なことを知り、参考とした著者の方には厚くお礼を言いたい限りです。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今回は以上です。

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