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Airpods Proを使っていたら通勤で近未来さを感じた話


ご存知の通り、Airpods Proはノイズキャンリング機能とワイヤレス機能という二つの大きな機能をもったハイスペックイヤホンですが、Airpods Proを使っていたら近未来的な感覚をもったよという話をしたいと思います。



ただその前に今回の体験ときってはきれないノイズキャンセリングの話をしなければなりません。


もう5年以上ノイズキャンセリング機能をもつイヤホンを使っていますが、いまだにこの機能の恩恵を感じています。



ノイズキャンセリングによる自分の世界に集中できる可能性はすごいと思っていて。



その理由は、音は今、自分がいる世界を認識する情報の大切なひとつであって、ノイズキャンセリングはそれを消すことができるからです。
それも、大きな音量とかではなく、日常で感じる音と同じぐらいの音量の音楽で自然に消すことができます。



これによって、できるようになったことが多くあります。
例えば周囲に関係なくいつでも、その時の気分にあった音楽を堪能できます。




カフェにはいないけど、カフェにいる時のような気分になるべくできますし、昔懐かしい曲を聴けばその時の気分を思い出すこともできます。
集中したいときは自分専用の集中したい曲を流して作業に没頭する手助けにもなります。


全てのケースに通じることはこの機能と音楽を使えば、自分の世界に入り込みやすいということです。


しかし、逆を言えば、この今見ている世界を認識する大切な情報の一部を失うことでもあると言えます。



そうなるとどうなるでしょうか。
生活している音を消すと、どうなるか。



極端な表現ですが、リアルタイムで自分が見ている世界が、外界というよりかは単なる風景・動画としか感じられなくなるかもしれません。
例えるなら(僕は普段ゲームはほとんどしないんですけど)360度広がる大きな画面でゲームをしている感覚でしょうか。



そういった感覚を、Airpods Proを使って通勤している時に感じたという話です。
今までノイズキャンセリングイヤホンとしてはBOSEの有線のものを使っていたわけですが、流石に「今イヤホンつけてるな」という感覚はありました。実際コードがあるわけですしね。




ただ、Airpods Proは完全ワイヤレスなので、もはやつけている感覚がないと言っても過言ではありません。




Suicaを使おうが、顔がどこを向こうが、早く歩こうが、エスカレータを真ん中に立っている人を「じゃまだな」と思いながら通り越そうが、サイフを2日に2回落とそうが、イヤホンが動作に干渉してこないわけです。




そうなると、ノイズキャンセリング機能と合わさって、なんだか周りの風景が非現実的なものにみえた時があったんですよね。


このときVRグラスのことも少し頭に浮かびました。
最近はGoogleからGoogle glassなんてのもあって、実用化されてきているわけですしね。




もしもAirpods Proで聞こえてくる音をコントロールして、視界についてもなにか他のデバイスからサポートされる状態になったとしたら。





言い換えれば、視界はグラス越しに情報が提供された世界を見ていて、聴覚については、生活音は完全に遮断されて好きな音楽が流れている状態になったとしたら。





こういったスタイルが外を歩いている時に実現した時、「外の世界はただ映し出された映像でしかない。」と錯覚してしまいそうじゃないでしょうか。



これって、ちょっと危なっかしいことでもあります。でも、10年前なら想像すらできなかったような近未来なことですよね。
そして、それがもう目の前にまできてるのかも。



Airpods Proは今や普及しよく見かけるツールですが、それらを使っている僕たちは気づいてはいないうちに、もう近未来の世界に足をつっこんでいるのかもしれません。



そしてこの小さくて白いイヤホンは、その世界への道を開くきっかけのひとつでもあるのかもしれませんね。



 

 

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