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薄毛治療AGAの真実

さて、今回は薄毛治療、そのなかでも男性型脱毛症の薬物治療について触れてみます。


薄毛に悩む男性はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。


ポイント

・男性型脱毛症の治療は、怪しいものも含めて多く広がっているがフィナステリドによる薬物治療は診療ガイドライン上、最上位の推奨度であることを冷静に強調。
・診療ガイドラインは医師の間では日常診療において頻繁に利用されるものである。

ガイドラインとは

ここで診療ガイドラインという言葉が出てきたので医療者ではない人向けに簡単に。

診療ガイドラインとは、医療現場において適切な診断と治療を補助することを目的として、病気の予防・診断・治療・予後予測など診療の根拠や手順についての最新の情報を専門家の手で分かりやすくまとめた指針である。ガイドライン、ガイド、指針とも呼ばれる。(wikipediaより)

つまり、ざっくりいうと現時点での最善の治療を画一的に提示してくれているものです。

推奨グレード


そして、その治療の中でも推奨グレードといって
「その治療がどれぐらい推奨されるのか」がA,B,C,Dの段階で決まっていて、Aに近いほど強く推奨されます。

ただ一応、今回の本題はそこではないので診療ガイドラインの見方はここではそこまで深掘りしないことにします。

今回は何が言いたいかというとフィナステリドという薬はご覧のとおり推奨度はAと最高位であることです。

言い換えれば、多くある薄毛治療の選択肢の中から、これをまず最初に検討すべきじゃないか?ということです。

ほかにもデュタステリドの内服とミノキシジルの外用がAになりますね。


なぜこんなことをいちいち主張するのかというと
まず他の選択肢の誘惑が多すぎることと、
そしてそれらの選択肢で悩む人が多すぎるからです。

遺伝、食生活、様々なものが影響されていわゆる「薄毛」がおこると言われてきましたが
今ではちゃんとした「男性型脱毛症」という一つの疾患としてみなされていて、そしてその治療も検討された上で用意されています。

もちろん薬物治療ですから、副作用との兼ね合い(もともとは前立腺肥大の治療のおくすり)もありますし、始めたからと言って「すぐに治った!」とはならないと思いますが、始める価値はあるんじゃないでしょうか。

治療という選択肢を

世の中にはレーザーを当てたり、市販の塗り薬を塗ったり、ほかにもいろんな薄毛対策がめまぐるしいほど数多く提案されています。

それを否定するつもりはないんですが、「本当に効果があるのか?」と思いながら使用し続けるのも不安だと思いますし、そういった製品を試していく間にお金もかかっていってしまいますよね。


それに、進行していってから導入したとき「もっと早く始めておけばよかったな」となってしまうことも避けたいのではないでしょうか。


男性型脱毛症は若い時期からも発症しますし、薄毛って若い男性にとってかなりのストレスで、下手したら社交性の問題や精神疾患につながる可能性さえあるとぼくは考えます。

若い時期に誰にも明かさず悩み続けるよりは素直に病気の一つと受け止め、治療導入にのりこんでみてもいいのでは。
まあそれがきちんと男性型脱毛症であると診断をつけていることが前提ですけども。

今回は男性型脱毛症 治療の信頼レベルという観点で推奨度の高いフィナステリドを考えてみました。

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