こんにちわ!マツキです。
医局を早々と辞め、現時点ではフリーランスとして活動しているので、何か残せたらなと思っています。
本記事では、医局を辞めた経緯について書いていきます。
役立つor参考になるかはわかりませんが、あくまで「なんでそんな早く辞めたの?」ってとこに焦点を当てて。
こんな方におすすめ
- 研修医の人
- 専攻医なりたての人
- 医局制度に辟易としている人…etc
なぜ2ヶ月という短い期間で辞めたのか
人に刷り込ませる感じがしたから
今だから言えますが、僕がいた組織は現状で明るい展望があるようにはあんまり見えませんでした。
(見ていた先生がいたら非常に申し訳ない)
まずもってして、労働力と仕事の供給が釣り合っていなく、結構ギリギリな感じで組織が回っていたように思います。
まあどこもそんなもんかもしれん、それはそれで仕方がないこととして受け入れたとします。
ただ、労働のバランスが大きく改善していく気配もなかったのです。
(むしろ、「改善して以前よりよくなった方」だったらしい。)
そうすると、スタッフの方からは「早く辞めたい」雰囲気、組織として未来がない感じが言葉として現れるようになります。
労働負担も増え、上司も人当たりがきつくなっていたようにも感じます。
表面上はいくらでもポジティブに取り繕うことはできます。
しかし、影ではネガティブなワードを常々聞いているような状態でした。
そういった言葉をBGMのように聞き続けることが、自分に明らかにいい影響を与えないということは大学時代の経験から確信していました。
※ネガティブワード、刷り込みが人に与える影響の記事はこちらです。
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僕がそういった言葉を完全にスルーできるスキルを持ち合わせていれば、問題なかったともいえます。
現に、「この環境は自分にとって何にも苦ではない」という同世代も一人ぐらいはいました笑
(ただ、その人はさらに厳しい環境で育ってきた特例な人でしたが)
ただ、やっぱり環境っていうどデカイものには勝てませんし、奮闘する価値もあんまりありません。
サンクコストの観点
サンクコスト(埋没費用)=回収不可能な投資
この言葉がしっくりきたので使わせてもらいます。
サンクコストが大きければ大きいほど、意思決定が難しくなるとされます。
医局で働く期間は少なくとも数年に及びます。
その長い時間は、人生の回収不可能な「時間」という投資でもあるんじゃないか?とも取れました。
その時間が長ければ長いほど、決断の際の判断を鈍らせます。
「今までこんなに時間をかけてきた」という引くに引けない気持ちがでてくるからです。
敢えて意思決定を難しくすることや、時間自体も失ってしまうことを避けたかった気持ちがありました。
正直同期が争ったりするのを見たくなかった
自分の医局は2年ぐらいの早い段階で辞めていく人がでる医局です。
また、過去の先輩の話から、1年以内に辞めていく人も少なくはない医局であることを知っていました。
そして、上で書いた通り、僕が入局した際の医局の雰囲気はそんなにいいものではなかったように感じます。
(少なくとも聞いていたよりかは)
なので、早い段階で医局を抜ける人が出るととなんとなく感じていました。
誰かが辞めた時、労働負担が直に増えるのは同期です。(もちろん組織全体にも確実に影響は及びます)
そうなると、一人辞めた負担が残った同期に均等にいくわけなので、一人の負担量が増えます。
負担量が増えると、仕事はきつくなります。
ただでさえ人が足りていないですしね。
すると、また誰かが辞めようとなった際に辞めづらくなってしまいます。
そうなると辞める辞めないのトラブルにもつながりかねません。
僕の同期はそんなに仲が悪かったようには思いません。むしろちょっと良かったようにも思います。
そんな同期同士が争うのを見たくはありませんでした。
かといって、僕が辞めるのももう、心の中で決まっていました。
まとめ
自分の心の整理の記事になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
ちょっと本当はもう少しあるんですけど後で足そうと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
短いですが今回は以上になります。