こんにちわ、フリーランスのマツキです。
20後半である意味で早期リタイアに近い状態をつくりだしてみたので体験を語ります。
この記事はセミリタイア、早期リタイアって実際したらどんな感じなるの?という不安や疑問に少し答えられると思います。
これって早期リタイアっぽくない?
はじめに自分の状態を少し話しますが、月に8〜10回ぐらい勤務して月収;40〜50万ぐらい、それ以下の時も全然ありました。
勤務時以外も勉強とかはしますよ、でもフリーランスも慣れてくるともはや仕事をやっているという感覚なくなってきます。
僕自身わりと物欲少ないということもありますが生活自体はこんだけあれば、余裕でできます。
日本の結構栄えているところに住んでいますが、それでも十分です。
ただこの中で、気づいちゃったんですよね。
「あれ、これって早期リタイアっぽくないか?」
この生活を毎月ずっと繰り返していけば、ある意味で組織にも属さず、かなり自分の時間を多めにとって生きていける気がしました。
完全に一致しているわけではないと思いますけど、おおよそこんな感じではないでしょうか。
結論;できた時間で何をするかで幸福度は変わってくる
では早速、半年ぐらい早期リタイア(のような生活)を経験して出た答えです。
それは時間を多く手にしたから幸せかと言われたら必ずしもそうでもないということです。
僕はフリーランスでいる期間、ちょっとだけいろんなライフスタイルを試してみました。
- 1ヶ月全く働かず、めちゃくちゃ遊びまくる
- 1ヶ月めちゃくちゃ仕事を入れまくって馬車馬のように働きまくる
- 1ヶ月勤務を半分ぐらい入れてみる
- 1ヶ月ブログのことばばかり 考えて行動する
この生活をしていく中で感じたのは、めちゃくちゃ時間があったからってめちゃくちゃ幸せなわけじゃないなということです。
僕の場合は、まだ組織復帰を比較的しやすい資格だったので、リタイアな生活に終わりを設けることができるので、そこの安心感はありました。
ただ、エンドレスで毎日ぼーっと生きるのは精神やられそうな危機感を感じました。
むしろ意外とめちゃくちゃ仕事入れてたり、ブログのことばっか考えて思考⇔行動していた時の方があたま働いてて楽しかったりするんですよ。
楽しさは相対的なもの
一応、あくまで楽しいとかって、人生の中で相対的なものだとは思います。
今まで勤務多めを楽しいと思って生きてたらそのギャップでつまらなく感じるし、
そもそも緩く生きてきたなら、リタイアの生活を「あ、こんなもんかな」って感じで抵抗なく受け入れられることもあると思います。
ただ、もともと普通に企業づとめ、病院勤めとかの人が早期リタイア・セミリタイアして見て、その後なんの指標ややりたいこととかないのだとしたら、全てが全て幸せってわけじゃないかもです。
よかったことや、絡みそうなところを解説していきます。
働かない期間によかったこと
ほぼ働かない期間にいいこともありました。
1つはそもそもこういった独特な経験を得られたということです。
2つは自分の価値観の確立に十分な時間を得られたことです。
2つ目深掘りしてみます。
これ僕の場合なんですけど、医療業界とかって結構環境的に他人の価値観刷り込まれやすいです。
ただでさえ勤務時間多いのに、上下関係とかもあって、人と関わる時間ちょっとおおいんですよね。
システムの面からもお世辞にも効率がいいとは言えず、それが当たり前でどうすることもできないし、変わらないから誰も口にしない。
そうなると、知らず識らずのうちに結構職場の雰囲気や価値観に洗脳されていたりします。
そういった環境から完全に抜け出してクリーンにできる時間があります。
世間や医者、病院に対して今まで疑問に思っていたことを、本やらなんやらから意見を参照して、他職種の人と話したりして、また適度に自分と対話する。
こうして自分の価値観を一度まっさらな状態にして確立するのには十分な時間で、これはわりといいことだったんじゃないかなと思います。
住むところとの関連
早期リタイアの幸福度ですが、自分自身が今幸せかどうかって、結構住んでいるところで左右されたりもあると思います。
僕は今日本に住んでいて、関東圏のビジネスや事業が盛んなところに住んでいるから、そういう刺激に触発されて新しいことやってみなくていいのかな?と感じている可能性もありました。
僕が住んでいるところが違う国や田舎とかだったら、ああ、こんなもんかって感じで心おだやかに何も疑問に感じず生きている可能性もあります。
日本の労働至上主義との関連
この日本という国自体が「働かないとかなんなの?」っていう雰囲気ですよね。
病院勤務時代でも、カフェでで聞こえてくる会話もたまに合コン呼ばれたりした時も、職業に貴賎があるかのような話や印象はかなり見受けます。
親世代もまだそういう思考の人が多く、日本の世の中はまだ労働至上主義であると言わざるを得ないのではないでしょうか。
どこいったってそういう話は聞くのですから、そういった思考ありきの雰囲気から息苦しさはちょっと感じるかもしれませんね。
持っているお金の額との関連
早期リタイアにもいろんな収入層の幅があると思います。
収入的には、僕は雑魚オブ雑魚オブ雑魚。
お金がもっととんでもないぐらいあったら、もっと違う使い方やアイデアによって、早期リタイアした上での楽しみ・チャレンジを見つけられるのかもしれません。
お、お金配るとかね。
仲間の存在
仲間もいるかいないかは幸福度にかかわりそうです。
発想が似ている人・同じようなことやっている人・サポートしてくれる人がいたほうが精神衛生上いいでしょう。
時間もカネもあるのに何をサポートすんだよって思うかもしれませんが、やっぱり人間、一人では生きられないもんです。
リタイアとか少数派ですしね。
一人ぐらいはいた方がいいでしょう。
記事の終わりに
早期リタイアやセミリタイアがいいのかわるいのか、幸せなことなのかは様々なことが絡むので一概には言えなさそうです。
ただ1つ言えるのは、リタイアすること単体のみに幸せや夢を求めるとちょっと火傷する可能性があるかもよ、ということでした。
多少参考にしていただけると幸いです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
今回は以上になります。