こんにちわ、マツキです
本記事は「何を話しているんだかよくわからない医者って意外と多くないか?」というテーマでやっていこうと思います。
医者でも情報伝達をする際のロスは多い
こんなこと医者をやっている僕がいうのも何なんですけど、言いたいことが結局よくわからない医者の人多くないですか?
長い話や説明を受けた後に「で、結局この人が伝えたいことってなんなんだろ??」と思うことは多数あります
これは患者さんー医者間のコミュニケーションを見ていても思いますし、医者ー医者間のコミュニケーションでもわりとよく見かけます。
僕が知識不足なこともままあると思うんです。
ですが、そうじゃなくて純粋に「話長いし結論から言ってくれ!」と思います。
医学書もユーザーフレンドリーさはない
これは医学書とか読んでいてもそう思いますよね
医学書は有益な知識の集合体です。
それは承知の上なんですけど、明らかにユーザーフリーじゃないんですよね。
一般の方はどなたか医学書を一冊手に取って読んでみてください、読む気力をきっとなくしますから (※「病気が見える」はわかりやすい笑)
冒頭部分が長すぎ、前置きが長すぎ、など。
前提とする条件が大事なのはわかりますが・・・それでも先に結論を言って欲しいですよね。
結論や知りたい情報に辿り着けるまでの労力がかかるし、その労力が無駄すぎます。
信頼性はともかくわかりやすさで言ったら、どっかの専門医が噛み砕いて書いているブログの方がよっぽどわかりやすいですよ。
話がややこしくなる理由
話がややこしくなってしまう理由は、必要以上のことを話してしまうことや伝える情報の取捨選択ができていないことです。
もしくは、専門的な言葉(=ジャーゴン;jargon)を使い過ぎていたり。
言葉多く説明してしまうのは、なんとなくプライドの高さがジャマをしてしまっている印象が強いです。
はたまた、会話でわかりあうこと自体を諦めて、煙(けむ)に巻いて話しているか。
正直、ものごとは難しく考えたり、難しく伝えることの方が簡単で、シンプルに伝える方が難しいのです。
じゃあややこしい説明にならないためにはどんなことを意識すればいいでしょうか。
PREPを意識してみる
自分はそうならないための努力をするにはどうすればいいでしょうか?
できる限り無駄な情報を会話に含めず、相手の時間を奪わずに済む方法には、何かあるでしょうか。
ここでは「PREP」という簡単な手法を紹介します。
PREPとは話し方のフレームワークの一つで、それぞれの頭文字は
ポイント
P・・・point
R・・・reason
E・・・example
P・・・point
と意味します。
「ポイント→理由→具体的に例え話をする→再度ポイントを述べる」
という、これがPREPです。
ビジネスでのプレゼン等で使われたりするらしいですが、会話内容の明瞭化という点では役立つのではないでしょうか?
思っていることをTwitterのように呟くのではなく、一度頭の中で整理して話してみる、そんな感じです。
もちろん毎回毎回PREPを意識して話す必要はないと思いますが、習慣づけることによって相手に明瞭に物事を伝える訓練になります。
どうぞ役立ててみてください。
今回の記事は以上となります。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
またどこかの記事で会いましょう。