こんにちわ、マツキです。
ここ半年ほどタイピングにハマっており、気がつけばE-typingというタイピングサイトを開いて練習をするようになっています。
タイピング好きな人ならわかってくれると思うんですけど、ついついキーボード触ったら文章を打ったりしてしまいますよね笑
そんなタイピングですが、趣味のように行っていたところ、確信したことがあります。
それは・・・。
タイピングにハマって学んだこと
『スピードを求めるということは動作速度を上げることではない』
ということです。
どういうことかというと、スピードを上げるということの初歩はミスを減らすということなのです。
え?そんなこと?タイピング行うなら基本中の基本じゃんと思ったかもしれません。
ですが一般的なことで考えますが、そもそもみなさんはスピードというものをどんなふうに考えているでしょうか。
スピードというものを想像する時、文字通りスピーディー、加速、てきぱき動くこと、そんなことを想像するのではないでしょうか。
僕は当初スピードというものをそう考えていて、単に動作速度が速いことが至高であるし、それがかっこいいと思っていました。
ですが、タイピングを通して、作業や何かの成果を出す時のスピードと動作速度というのはそんなに単純な関係ではないということに気がつき始めたのです。
スピードと動作速度の関係
何か物事のスピードを上げようとする時
動作速度を上げる段階というのはミスを減らしに減らし余力が残った最後の最後にやる段階の行動です。
それまでは動作速度を上げる意識というのは必要ないのかもしれません。
というのは、作業のスピードというのは結局のところ、ミスの回数が少ないことが一番影響しやすいからです。
このことを実感したのはE-typingの練習中です。
「こんなに遅く打ったらスコアは低いだろう」ぐらいの気持ちでゆっくり丁寧に打ち、ミスゼロであった時のスコアが、早く雑に打った時のスコアより高かったのです。
僕の仕事は医療職ですが、一つの判断ミスや作業ミスが自分の集中力や結果的な作業の完結速度に大きく影響を与えます。
それがたとえ小さなミスだとしても積もり重なると大きなミスを招くのです。
小さなミスでも大きなミスでも、その修正にかかる手間暇や時間というのは発生します。
そうなると、結果的にその日になすべき仕事は大きく遅延してしまうのです。
ですので逆に言えば、ミスを減らせば結果的に物事のスピードは上がるのです。
であれば、まずやるべきはミスを徹底的に減らすことになります。
このミスを減らすという過程とタイピングは繋がり、仕事にも良い影響を与えたのです。
なぜタイピングをすることが仕事に良い影響を与えたのか?
タイピングにおけるミスと仕事におけるミスは自分の癖というものでつながっているからです。
そして、タイピングは一人試行錯誤の場でもあり、自分や自分のミスと向き合う場でもあります。
そこで向き合って知ることができた自分の癖の把握が、仕事においても生きています。
今の社会でパソコンがない場所というのは少ないです。
職場でもちょっとタイピングをしてみれば
自分の今のコンディションを把握したり、ミスの癖の根本を思い返すことができます。
タイピングと、ミスと、自分の仕事のつながり
タイピングミスをするということはその近辺の動作に何らかの原因があります。
あなたが今見ているキーボードを少し覗いて見てください。
Gのキーを打つべき時にHのキーを打ってしまったとしたら、主な理由は隣り合うキーだからです。
SのキーとDのキーなんかも隣りあいますね。
もしよくこのキーの打ち間違いがあるのだとしたら、自分は隣り合うキーの間違いをしやすいという癖があることがわかります。
もっと具体的に言えば、となり合う指を誤って動かす癖があるということになります。
隣接する指を誤って動かす癖があるということは、おそらく、XのキーとCのキーも曖昧に認識していることでしょう。
何回も同じミスをするということは、必ず原因があります。
そしてもし、その間違いを延々としているのなら、それは何かしらの対策を考えなければミスは減りません。
延々とこの間違いを続けているのなら今度は「自分はミスを放置する癖があるな」「自分はミスに対して甘い人間である」ということに気がつくはずです。
こういった自分の失敗に対する癖が、仕事においても反映していると思うのです。
また、いつもは失敗しないタイピングミスをその日はしていたとしたら、その日は何か注意力がかけていることに気がつくことができます。
ということは仕事においても、何か大きな失敗はするんじゃないか?という注意を払ってみるということが必要になってきたりします。
こんな感じで自分に対するセンサーも敏感になります。
スピードが上がっていく過程
何事も継続していくと最終的にはスピードは上がっていくとは思いますが、上記で述べた通りそれには様々な段階があると思います。
最初から動作速度だけを追い求めてみても、決して最終的なスピード、物事の完結速度は上がらないのではないでしょうか。
動作速度の上げ方というのはその作業を一通りミスをしなくなってみて、この動作はこんなにゆっくりやる必要はないと気づいてようやく「ちょっと早くしてみるか」
ぐらいであげられる段階のものだと思うのです。
その気持ちを思い起こすことができず、動作速度を速くしたいという気持ちをコントロールできなかったら、その時結局動作速度もコントロールできないでしょう。
また、動作速度の上げ方もテンポを意識したりする必要があって、単純に早くすればいいというものでもないと思います。
記事の終わりに
今回はタイピングがスピードというものを教えてくれた、そしてそれは仕事にも役立つという記事でした。
物事のスピード、ミスを上げる際に役立ていただければ幸いです。
ちなみに僕はHHKBという比較的高価ですが、長く付き合えるキーボードを使用しています。
下の記事なんかで取り上げているので是非みてみてください。
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それではここまで読んでいただいてありがとうございました。