こんにちわ、マツキです。
今回は上記テーマです。
「そもそも医局入る価値ってあるんでしょうか」
そんなことさえ医者の口から出るこの時代に、医局選びの情報はとても重要であると思いませんか。
さて、じゃあ情報を得ようとなった時に研修医や医学生なら診療科選択の際に
「ああ上の先生が言っているけど、あれは勧誘の決め台詞だから真に受けちゃダメだよ」
という噂を聞いたこともあるでしょう。
今回はそう言ったところを少しぶっちゃけていきたいと思います。
医局がいう情報は基本嘘
残酷な現実です。
医局選びに迷っている人に医局が伝える情報は必ず嘘は含まれていると思った方がいいでしょう。
なぜかってどう考えても、その方が医局にとって都合がいいからです。
この圧倒的マンパワーが足りていない業界で、マンパワーを削減するようなことはするわけもありません。
別にこれは医局とかに限らず人手が足りない会社が人を欲しがっているのと同じです。
会社だったら潰れるかもしれませんが、病院だったら潰れません。
なので、底なしにブラックになっていきます。
今の時代は働き方改革等で少しはよくなったみたいですが、それでもギリギリまで絞られるでしょう。
ちなみに僕が言われた情報は以下の通りです。
- 「だいたい5時半とかには上がれるよ」
- 「上がりは遅くて7時ぐらい?」
- 「当直は月に2回ぐらいかな」
- 「今年の入局人数はたくさんはいったよ!」
実際のところはこう
- だいたい6時半上がり
- 遅くて8時、なんなら9時ぐらい
- 当直は週1〜2回、なんなら増えてく
- 入局人数→8人ぐらい減ってる
こんなん人間不信なりますよね笑
一応ホワイトな診療科でホワイトな病院なほうなのですがそれでもこんなもんです。
転職する前はもっとギャップありましたよ。
まあ時間とかは100歩ゆずっても仕方がないと思いますが、新入局者を多く見積もってほしくないですよね
何が怖いって嘘をついたことに何も思わないこと
いや別にそうならそうでいいんですけど(よくないけど)
恐怖を感じたのは、彼ら(=入局歓迎側)が平気で嘘をついていてなんとも思っていないところです。
「あの時ああ言っていたけど、あの情報と今全然違うよな 」
と言ったような内容を後になって掘り返してもどうしようもないですしね。
間違った情報を与えたことに対して当然のようにスルーしていきます。
入って仕舞えばこっちのものというスタンスであるのかもしれませんね。
まあ、ただ最近は医師も転職が比較的しやすいですから絶対抜けられないわけではないです。
この記事の著者、僕も一度抜けています。
そういう人は一度医師の転職系サイトなどをおすすめします。
民間医局の人たちは熱心に転職先や相談に乗ってくれた記憶があります。
君子危うきに近寄らずならば・・・。
正直、医局というものにあんまり近づくのをおすすめはしませんけどね笑
ですが、医師の一般事情から言うとそうもいかないという人が多いようです・・・。
「危ないんじゃないか」とわかっていて、近づく人たちを見ていると複雑な気持ちになります。
自分の立場を悲観してるというわけではなく
他の診療科の人たちは案外もっと凄惨な働き方になっているのかもしれないと思うとさらに複雑な気持ちになりますね。
記事の終わりに
今回は短めに入局の現実を書いてみました。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
今回は以上です。