こんにちわ、医者だけどプログラミングもやってるマツキです。
今回は謎なタイトルにしてしまいましたが「プログラミング学習は医者はした方が良いのか?」というテーマで話していきます。
医者にプログラミング学習は必要か?
結論から言うと「プログラミングに投資する時間からは得られるものが計り知れず、教養レベルでは知っておいた方がいい」です。
ちょっとおおげさかもしれませんが、プログラミング学習はあなたの人生を豊かにする可能性が大いにあります。
今や小学生でもプログラミングをする時代・・・
最近話題のプログラミング、小学校でも必修内容となりましたね。
医者にとってはどうなのでしょうか?
今現在僕は普段の仕事に加え、アプリ開発のためswiftというプログラミング言語を学習しています。
学習しながら、その効果やメリットを考えてみました。
プログラミング学習で得るもの
さまざまありますが下にピックアップしてみます。
医学以外の学問に目を向けるきっかけになる
医者の仕事は実際、専門性が高く、かなりマニアックな領域の業界です。
そこから離れ、全く新しいことを学んでみることの効能です。
他の仕事の勉強をしてみると意外な発見があったり、逆に本職に行きたりするテクニックなどがあります。
例えば、プログラミングで言えば、身につくのはモデリングや構成への意識じゃないでしょうか。
この本でも触れていましたが、プログラミングは「作る」と言う作業がキホンの一つであり、そのためには今行っている行為や書いているコードがどう言う意味を持っているのかを常に考える必要があります。
そういった意識は、医者の本業にも生きたりするんですよね。
なぜなら、現在の工程や作業がどんな意味を持つのかを理解し、力の入れどころなどを分配して行う習慣が、スムーズな業務や優先度の高い仕事の把握につながるからです。
スポーツで培ったコミュニケーション技術が、手術中に無意識に活きたりするような感覚は外科医の人とかもあるんじゃないでしょうか?
それに近いです。
このように他の学問を学ぶことによって、本来の業務へ絡み合い、理解を強固にする可能性は大いにあります。
効率化の習慣を身につけることができる
プログラミングがなんのためにあるかという理由の一つは、人間がやると膨大になってしまう作業をパソコンに指示を出して行わせることにあります。
つまるところ「効率化」ですよね。
プログラミングと向き合う=効率化と向き合うこと
でもあります。
効率化がどんどん進んできている世の中ですが、まだまだ未開拓の部分ばかりです。
特に医者の仕事なんて、効率化すべきところがめちゃくちゃあります。
プログラミングに接し、効率化と向き合うことで、人がやらなくてもいいような繰り返す作業の解決策を閃くかもしれません。
また、それを表現する方法もプログラミングを学んでいれば具体的に思い浮かぶ可能性もあります。
どうでしょう、ただ淡々とこなすより、仕事が楽しくなるようなイメージが湧きませんか?
インプットとアウトプットのサイクルの速さ
プログラミングの場合、職場での知識のアウトプットと違い、インプットしたものが家で即座に試すことができます。
エラーが出たら、そこでなぜエラーが出たかを考え、解決策を模索します。
そしてまた、アウトプットに繋げます。
「自問自答」ということですね。
パソコン一台あればできる分、インプットとアウトプットのサイクルが早いのです。
習熟の速さという観点でも、学習効率が良い人であれば圧倒的な速さを見せる可能性もありますね。
タイピング能力も一緒に伸びる
僕の場合は、タイピングがもともと得意でプログラミングを始めたというのもありますが必然的にタイピングは速くなるでしょう。
というか、プログラミングをする以上、指への負担等を考えると確実にキーボードとかにも気を配った方がいいです。
変なキーボードを使い続けると指が本当に崩壊します。
キーボードに投資することでまた、タイピングへの向上心が芽生えやすいと思います。
医者だけでなく、あらゆる仕事でPCに接することがある以上、タイピングが速くなって悪いことと言うのは一つもありません。
練習はe-typingなどで非常に手軽に行うことができます。
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【闇理由】転職への逃げ道にもなるかも
ぶっちゃけ、医者のこれからの業界、どうなっていくのか本当に読めません。
もともと医者になる強い動機がない人なら、今後進路を迷う人が出てくることは必然です。
楽だけど興味がないマイナー科目へ逃げる?でもそれって自分の本音じゃないよな・・・。ていう人もいるかもしれません。
今後需要が増えるプログラミングスキルを学んでいた歴があればあるほど、キャリアに良い印象も与えるかも。
個人的プログラミングのおすすめ教材
じゃ実際どうやって勉強するのということですが、個人的にはYouTubeがおすすめです。
僕はアプリ開発から入ってしまったので、言語としてはSwiftになってしまいますが
YouTubeの竹村慎一さんのチャンネルがわかりやすかったですね。
他のプログラム言語の動画学習チャンネルも探せばでてきます。
動画学習だと、上級者が網羅的に教えてくれるので安心感がありますね。
動画学習が飽きた、もう手っ取り早く知っていきたいという人は、本で直接知識を吸収していくのがありかなと思います。
プログラミングは生涯学習となり得る!?
プログラミングの世界は言語自体の基本的な勉強に加え、それが終わったら各フレームワークの実践や勉強をしたりと、かなり奥深いです。
しかし、しれば知るほど、
- 作りたいものが作れるようになる
- 表現することができるようになる
- 効率化を行うことができる
と、想像性を刺激する分野だと思うのです。
多分医者の人はけっこう感じていると思うんですが、医者の仕事って想像力を使いはするものの創造性を生かすところというのはほとんどないです。
創造性を鍛えておくことは、自分で新たな分野や可能性を模索するために必要なことです。
そういった点では、プログラミングは医者にとっても生涯学習にもなり得ると思うのです。
記事の終わりに
医者がプログラミングを学ぶ恩恵について触れてみました。
僕はプログラミングを学んでまだまだ出だしのところではありますが、今後も触れていくつもりです。
プログラミングの魅力が少しでも伝われば嬉しいですね。
それではまたどこかの記事でお会いしましょう。