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135.無規制SNSの一定の転帰

 

今回はタイトル通りSNSについて。

 

まとめてしまうと、SNSというシステムを社会に何の規制もなく野放しにすると、ある程度同じような状態になる、という内容。

 

SNS(social network service)というとややぼんやりしてしまいますが、もっというとインターネット上の投稿型プラットフォームですかね。

 

これをネットに「ポンっ」と放り込んでみる。

 

そうすると数年後どうなるか?

 

いまの時代を二十年以上生きている人たちはこういった推移を目の当たりにしてきました。

 

・Youtube

・Twitter

・Instagram

 

様々な投稿型プラットフォームが世に出ました。

 

2ちゃんねるのような匿名掲示板などもそうかも。

 

投稿は個人に委ねられ、

 

最初はただの白紙の状態である、このプラットフォーム。

 

白紙の状態から今までを観察していると大体似たような転帰になるような気がぼんやりします。

 

似たような転帰とはどんな感じかというと

 

まず確実に何らかのビジネスモデルの構築は起きます。

 

これは、そもそも投稿型プラットフォームが個々人の「喜怒哀楽」をきっかけに投稿していることが一つの原因かもしれません。

 

「喜怒哀楽」が集積していくと、そのまま一定のニーズを作る傾向があります。

 

ビジネスは「困った!」「こういうのがあったら!」という人のニーズから始まるので、その集積を元にしているプラットフォームからビジネス構築が起きるのはある意味必然なことです。

 

経済活動が活性化することは悪くはないことと思う一方で

 

悪目立ち的なところを捉えると基本的に争いが起きていますね。

 

たまにSNSを覗きに行くと意図的か非意図的にか口論が絶えず勃発するような状態になっており、

 

どのプラットフォームもそのような一つの帰結をもつ気がします。

 

更に、口論内容を元に群衆化してしまったりして

 

党のようなものが出来上がっていきます。

 

ここにSNS特有の現象があって、境界知能群や精神疾患群、病的状態の方らも同様に口を並べて発信することが可能ですが、現実ではなかなかできないです。

 

しかし、無規制の投稿だとできてしまいます。

 

なんなら、それらの方を起源として党の作成も可能ではないということです。

 

ポジティブな感情をもとに群衆化した場合は「ファン」というふうに姿を変えます。

 

そして更にですが、ここにビジネスを加えることができます。

 

口論が頻発しているのは、別に悪いことでも何でもないと思います。

 

しかし、それを火種にビジネス展開を個人で行うことができやすくなった。

 

争いが起きることを計算して火種を撒く。

 

それは僕は今だにいいことなのか悪いことなのかわかりません。

 

多分、彼らの中には稼いだものが強い、という人もいるでしょう。

 

「これが次世代の稼ぎ方なのだ」と言われたのなら、そういう見方もできるとは思います。

 

いずれにせよ、答えはないんでしょうが

 

医療者も中にはこういったビジネスをしているのをみると少し複雑な気持ちになります。

 

と、こういった事象はわりと投稿型プラットフォーム特有の現象かなあと思います。

 

まとめ

 

プラットフォームはもともと非利益な「投稿」という一つの行為をする場所でした。

 

それを無規制で放置すると、

 

・ニーズ認知からビジネス構築

・争いの継続的な勃発

・通常偏差から離れた人の露出、基盤とした党化、ビジネスへの発展

 

こういった現象が目立つようになる、と数年見てて思いました。

 

ん、まぁどうでもいいか。

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